昨年の12月5-8日にかけて
ワークショップ綴織応用「うさぎの名刺入れ」が
開講されました。今回私は織見本の制作を担当し、青山講師を手伝いました。
この講座は、西陣で帯地に使われている糸を使い、密度等同じ規格で名刺入れを織るというものです。受講される方は事前に、綴織基礎を受講してからこの講座を受けていただきます。今回は4名の方が受講してくださいました。
緯糸には好きな色の染糸(SS21/18×2)を選んでもらい、うさぎの柄には絹モール糸を使います。経糸の下に図案を置き、隙間から見える下絵の形にしたがって織り進みます。
綴織の組織はシンプルな平織りですが、異なる色と色の境目には把釣孔という隙間が出来るのが大きな特徴です。
綴基礎織より細くなった糸に、把釣孔が見えにくい、框と櫛を使っての柄織りの所が難しい等、同じ綴織といっても少し苦戦されてましたが、集中し少しずつ織り進めていくうちに目も慣れ、皆徐々に上達されてるのがわかりました。
最後にはそれぞれ可愛らしいうさぎの名刺入れが出来上がりました。短い期間ですが、真剣に取り組んで頂いた成果だと思います。
そして受講後には、「うさぎが上手に織れず悔しいが、西陣の本格的な技術を勉強出来
よかった。」「綴織応用で続けて出来る講座があればまた受講したい。」などの声を頂きました。手・足・頭を使いながら覚える事も多く、苦労された事もあったとは思いますが、
これを糧にまたご自身の創作活動に役立てて頂けると嬉しく思います。
来年度
2012年9月3-7日にも同講座があります。なかなか出来ない貴重な体験・学ぶ機会
だと思うので、興味のある方は是非足を運んでみてください。少しでも色んな方に興味を持ってもらえたらなと思います。

○受講生作品 ○織見本 近藤作